卒寿とは。。。ご存じかもしれませんが、九十をたてに並べると
俗字の卆という字になることから、90歳を迎えたお祝いの事を
言います。
母がこの3月で90歳を迎え、卒寿のお祝いを孫たち3人と犬2匹と
私たち夫婦でお祝いしました。
大正、昭和のはじめとのんびりとした時代を過ごし、激動の
第二次大戦をくぐりぬけ、復興の日本を支え、オイルショック、バブルの時代と
100年近くの日本の移り変わりを見てきたことを思うと、心に迫るものがあります。。。
戦火の中で兄を連れ、疎開し、戦争が終わっても、父は旧ソ連に抑留され、
いつ戻るかもしれぬ 不安な時を過ごしたのだそうです。
やっと戻った父は 栄養状態も悪く、なかなか子宝にも恵まれなかったそうです。
そして、 やっと授かったのが私だそうです。
そんな母は今も一人で実家で暮らしています。ヘルパーさんのお手伝いは
週に2回ほどありますが、基本的には 一人で食事を作り、洗濯もしての
一人暮らしです。私が訪ねるのも週に1度くらい。
”忘れっぽくなった”と 母は言いますが、90歳なら当たり前。。。
永年、長唄を教えてきた母はこの日、うれしさからか、久しぶりに
三味線を手にして、孫たちの前で、その腕を披露していました。

母ももちろん犬が大好き。戦後間もなく、飼ったメリーという赤茶色の犬は
ちょうどリノのように毛の長い大きな犬で、19才で虹の橋を渡りました。
私の初めての犬体験はこのメリーでした。生まれた時から この犬がいました。
この体験が私に刷り込みされているのかもしれませんね!
リノボノを連れていくとても喜んでくれます。お散歩が出来ないのが、
とても残念なよう。。。
母を見ていても、他の犬好きなお年寄りを見ていても、ほんとはこういう
人たちこそ、傍に犬が必要なのではないかと思うのです。
これからはお年寄りでも 犬が飼えるようなシステム、例えば、お散歩を
するボラがいて、様子を看てくれたり、とか。。。をなんとか、作って
いけたら、と。。。
ほんとは自分が年とっても 犬と暮らしたいからなんですけどね!

ボノ君、隠れちゃったけど 1才から90才まで 勢ぞろい!
いつまでも 元気でいてほしいと思う娘心なのでした。